マンモハン・シン首相他６７大臣が就任宣言
2004.5.23（日） Rediff.com

マンモハン・シン氏は２２日、コングレス党を始めとした関係政党の連立政権６８人のメンバーを率いる、次期総理大臣に正式に就任したことを宣誓した。

白いクルター・パイジャマ姿とトレードマークである青いターバンを装ったシン氏７１歳は、大統領官邸ラシュトラパティ・バヴァン（Rashtrapati Bhavan）のアショカ・ホールでの宣誓式に臨んだ。
海外の有名大学仕込みの経済学者であり、１９９１年の自由化以来経済成長を支えてきた彼が、インド初のスィク教徒総理大臣になった。

新政権はコングレス党出身者１８人と、３９人の州知事（うち無所属１０人）を含む２８人の閣僚からなる。
宣誓式はA・P・J・アブドゥル・カラム大統領主導で行われた。

閣僚に返り咲くコングレスベテランとして名前が挙がっているのはプラナブ・ムケルジー氏、アルジュン・シン氏、K・ナトワール・シン氏、グラム・ナビ・アザド氏、プリヤ・ランジャン・ダスムンシ氏、シャンカルシン・ヴァゲラ氏、P・M・サイェード氏、ハンス・ラージ・バードワジ氏。

ナショナリスト・コングレス党総裁のシャラド・パワール氏、ラシュトリヤ・ジャナタ・ダル総裁のラッルー・プラサード・ヤダヴ氏、ロク・ジャナシャクティ党総裁ラム・ヴィラス・パスワン氏などの、各主要政党総裁たちも閣僚入りする。

宣誓式には任務を終えた前首相アタル・ビハリ・バジパイ氏始めとする閣僚たち、副首相バイロン・シン・シェカワト氏、コングレス党総裁ソニア・ガンディー氏とその息子ラフール氏、娘のプリヤンカ・ヴァドラ氏が出席した。

次のインドを引っ張るリーダーとして、シン氏は、
「問題はいつもある、だがそれを乗り越えるための手段を見つけていくことに全力を尽くす。」
と抱負を述べた。
また、５年の任期を満了する自信も見せた。

「インドの多様性、インドの柔軟性」を反映するずっと以前に、「それぞれのセクション、それぞれのコミュニティー、それぞれの地域に存在感を。」とシン首相は意見を述べた。

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