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元インド人外交官が日本のシンク・タンク統率
2004.5.29() INDOlink

New Delhi, May 28 (NNN):
日本の現総理大臣小泉純一郎氏も学んだことのある名門私立大学、慶応義塾大学で、その権威あるシンク・タンク(Think Tank)史上初、退職したインド人外交官がその指揮をとることになった。

昨年退職した在日本インド大使アフターブ・セツ(Aftab Seth)氏は、慶応大学グローバル戦略リサーチ学会の理事として任命された。
セツ氏への任命は、近年インドに対する膨らみ続ける興味を反映しており、権威あるこのシンク・タンクはインド人理事を迎えることで、この流れに乗ろうとしている。

最近インドに赴任した在インド日本大使、エノキ・ヤスクニ氏が提唱した、日本、中国、インドとの「戦略的トライアングル」は、アジアの3経済大国の協力関係を強化することで、アジア地域の平和と反映促進へと導くであろうとされている。

エノキ氏はセツ氏の就任式に出席、この任命を歓迎すると共に、学問への貢献だけでなく、外交、政治、ビジネス協力への日印相互理解へつながることを望んでいる、と表明した。

日本の対インド展望は、過去6年間に劇的に変化してきたということは、特筆に価する。
1998年にはインドの核実験に抗議し、その他西欧諸国と足並みをそろえ、経済制裁をしたこともあった。

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