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NASA月面都市設計士にインド人学生たち
2004.6.17(木) Rediff.com

パティアラ(Patiala)在住10代の学生たちがNASAエンジニアたちと共に、来月フロリダ州ケネディ宇宙センターを訪れ、月面に建設される予定の都市設計という、恐るべき大仕事に携わる。

パティアラのブダ・ダル公立学校(Budha Dal Public School)およびタパール・エンジニアリング・テクノロジー専門学校(Thapar Institute Of Engineering And Technology)に通学する14歳から19歳までの18人の生徒たち、NASAでの宇宙定住設計コンテスト(Space Settlement Design Competition)に参加する初のインド人チームとしての栄誉にあずかった。

アメリカ航空宇宙学協会(American Institute Of Aeronautics And Astronautics)の主催する大会に参加登録した「チーム・フォース(Team Force)」、ケネディ宇宙センターで来月17日から19日まで行われる最終ラウンドまで進んだ唯一の外国人チームでもある。

チームは16日デリーで、在インドアメリカ大使デイヴィド・C・マルフォード氏と会見、月の表面に建設される彼らの都市設計図のコピーをプレゼントした。

タパール専門学校エンジニアコース1年生アビシェク・アガーワル(Abhishek Agarwal)さんは、
「この大会への登録は非常に遅れてしまったため、初期プロジェクトにそれほどの時間をかけることができなかった。しかしそれでも僕たちは選ばれた。まるでNASAで実際にこのプロジェクトに関わる仕事をするという夢が叶ったかのようだ。」
と語った。

最も若いチームメンバー、マンディープ・スィン(Mandeep Singh)さん14歳はすでに、月面上の建築物の基本構造に関していくつかのアイディアを持っている。
「設計を準備するために43時間が与えられるだろう、僕たちは時間内にこなす自信がある。」

大会最終ラウンドでは、地球の軌道上における、基本的な生命維持要素である、重力、大気、木々、田畑なども含めた宇宙定住設計が要求される。

マルフォード大使へプロジェクトコピーをプレゼントした際、パティアラの生徒たちは大使と共にインド・パキスタン問題からアメリカ主導戦争、西アジア情勢など、主なグローバル問題について懇談をした。

「チーム・フォース」の達成について、アメリカはインドを「科学技術フィールドで活躍する人材の莫大な宝庫」と評した。

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文字で読むと淡々としていますが、その努力は並大抵のものではなかったと思います。

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