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4人のインド人学生NASAより受賞
2004.6.9(水) ExpressIndia

Ahmedabad, June 9:
世界中から約3690名の学生たちが参加した、NASAの主催する学生交流プログラム(NASA`s Student Involvement Programme...NSIP)2003において、インド西部アーメダバードから参加した学生4名が、そのプロジェクト「航空旅行の歴史(History of Aviation Journey)」で受賞した。

シヴァニ・デイヴさん(スタンダード5)、ジョイ・パンデャさん(同6)、スワティ・パテルさん(同6)、ニサルグ・カンサラさん(同7)の4名は、いずれもマグドゥート・V・V・スクールの生徒たち。
初の受賞となったプロジェクトは、科学技術ジャーナリズム部門に提出されたもの。
4人の名前は、NASAのウェブサイト上にも掲載された。
シヴァニさんの父、チェタンさんは喜びのコメントに終始した。

NASAのルールとして、ガイドのもとでの研究が義務付けられていたため、グジャラート州の水道局所属技術者、カルペシ・パンデャ氏に率いられての達成だった。
パンデャ氏は航空学に非常に興味を持っており、学生たちのプロジェクト設計を飛行機やエアクラフトに関する技術的知識を提供しながら支えた。

学生たちはこの課題を、ライト兄弟の初飛行実験100周年にあたる2003年2月に完成。
人類が空を飛ぶことを史上初めて考案した科学者までに歴史をさかのぼることから始まった。
飛行機やグライダーを設計した19世紀の科学者たちについては、特に事細かに研究。

第2段階では、初飛行に関する記録から、ライト兄弟がどのようにして航空技術の開拓をしていったかに焦点を当てた。
続いて第3段階で、ライト兄弟の実際の飛行について、またその後の改良について研究し、ひいては現代エアクラフト、ロケット、宇宙船等にまでおよんだその応用の履歴を丁寧に掘り出した。

技術的欠陥による飛行機の衝突をどのように防ぐ努力をすべきか、という推奨まで行い、カルペシ・パンデャ氏は「この研究がNASAからの感謝に値した。」と語る。

「学生たちは同じ課題を使って、現在ビデオ・ジャーナリズム部門への参加も目標にしている。」

州首相ナレンドラ・モディ氏は8日、州の若者たちのインスピレーションになるであろう、これら学生たちを祝福した。

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徹底的に努力する学生たちの存在は、この国にとって頼もしい限りです。


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