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HALが大志を抱く若者の夢に翼を
2003.11.29 Times Of India
先日本欄でも紹介した、Times Of India11月24日付けの「
大志を抱く若者に誰が手を差し伸べるのか?
(原題 Who will trigger Muzakkir's Passion?)」の記事に、インド唯一にして最大の国営航空学関係会社、ヒンドゥスタン航空会社通称
HAL
がすぐに動いた。
エア・クラフトを独学で組み立ててしまう
Mohammad Muzakkir
君の大いなる可能性の一方、貧しさのためにより高等の勉学に従事することが不可能な状態に心を動かされ、HALの社長
N.R. Mohanty
氏自ら、なんとバンガロールの彼の自宅を突然訪問した。
Mohanty氏ら数名のHAL関係者が自家製エア・クラフト、愛称
Passion For Success
(PFS-1)の視察、そしてMuzakkir君との1対1の面談を行った。
視察および対話の後、Muhanty氏はその類い稀なる知識量と、学問と航空業界に対する情熱に非常に感動し、彼のためにHALにおいての特定の地位を提供することを特例として決めた。
また今後の学問は、Muzzakir君が学校を決め、授業料はHALによって保証される。
学問の資金と、航空業界への将来は約束された。
24日の記事は、やはりかつて貧しいながら科学者となったMuzzakir君の目標、現インド大統領
A.P.J Abdul Kalam
氏のもとにも届いた。
この数日のうち急に報道陣に囲まれることになったMuzzakir君ははにかみながら、将来もっと良い部品を使ってもう一機の飛行機を組み立てられること、そして母親を助けることができることを喜んだ。
前回のニュース――
大志を抱く若者に誰が手を差し伸べるのか?
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2003.11.26 Times Of India
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