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バンガロールの少年がロケット発射
2004.12.1(水)
PTI

バンガロールの高校生2人が、自家製のロケットを製作し、発射までの準備が整っている。

製作したのはビショップ・コットン男子高(Bishop Cotton Boys School)12年生のチャンダン・プラサード(Chandan Prasad)さんとダンヴィ・レッディ(Dhanvi Reddy)さん。
エベンデール(Ebender)と名づけられたこのロケットは既に、民間航空長官R.K.マヘシワリ氏と、航空交通管制塔当局によって発射へのゴーサインが出されている。

少年たちの通う高校の校長がPTIに語ったところによれば、発射日程は今月の12日、現在のところ発射地点はバンガロールから30kmほどの町ブーディゲレ(Boodigere)が予定されているが、完全な安全性を確認するため、ISRO(Indian Space Research Organization...インド宇宙研究機構)当局が検査を主導、最終的な発射地点を決定することになっており、現在ケララ州トゥムバ(Thumba)もしくはアンドラ・プラデーシュ州シュリハリコタ(Sriharikota)が候補に上がっているという。

2年間継続した努力の成果は、高さ10フィート(約3メートル)、直径3インチ(約76センチ)、重さ7キロ。
開発者である少年たちによれば、
「高度は、推定3.2〜3.8km上空まで到達し、航続距離推定5km、推定航続時間は約12分となっています。エベンデールという名前の由来ですか。僕たちにこのような努力を費やす機会を保障してくださった校長に対する、わたしたちの愛情と感謝の気持ちを象徴したものです」

ロケット技術に大変な興味を抱くこの2人、「夢のプロジェクト」はカナダ人ロケット愛好家リチャード・ナッカ(Richard Nakka)氏のウェブサイトをヒントに生まれたものだという。

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先日に引き続き、天才少年たちのニュースであります。


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