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ドッグがキャットスキャンで健康チェック
2004.6.12() Pune Times

今、あなたのペットはCTスキャン、X線などが病院で体験できます。

18歳のチベタン・マスティフ犬シムバくんは、最近どうも調子が悪そう。
いくつかの薬を試してみたけど、あまり効果がないようだ。
そこで今日はシムバくん、ドクターのミリンド・ハテカール先生の所へ行って、心臓などの精密検査をしてもらうんだ。

わたしたちの長年の友であるペット諸君たちは遂に、これまでのような1日2回の散歩と毎月の検診のほかに、先端医療を享受することができるようになった。

「現代科学メソッドであるCTスキャン、MRI、超音波技術等は、最近のペットが抱える癌、体の麻痺、歯科口腔の病気、耳鼻咽喉や皮膚の病気などに対し、以前に比べて大変有効に治療を行うことができるようになった。」
この道11年の整形外科医、ミリンド・ハテカール氏は、こう語った。

助けを求めてハテカール先生のもとへよく訪れるのは、オウム、ボタンインコ、ワイルドカイト、ギニアピッグ、犬、猫などのペットたち。
治療薬はインド国内のものだけでなく、海外から輸入されたものも豊富に揃っている。

テクノロジーだけでなく、さまざまな分野からの医師がペット医療に関わる。
X線の専門家で、15年間人間の治療に従事していたプラバカール・パタク氏はこの10年、ペット医療用X線に携わっている。
「人間に使用できるX線は、動物に対して使用しても問題はない。特にペットのリンパ異常や胆石などの検出に効果を発揮している。また子宮内に残された子犬をはっきりと確認することができることにより、母犬の異常な出血の原因を早期に見極めることができる。」

ジャーマンシェパードとラブラドールの飼い主ビンドゥさんは、このテクノロジーの恩恵を大いに与かっている。
「子犬の頃、2頭ともに胃の病気で苦しんでいて、ほとんど望みも捨てていたのですが、こういった設備のおかげで今では完全に元気になることができました。」

この先端ペット病院は、人間の病院の一部を使用していることから、衛生にはかなり気を使い、また診療時間も人間とずらすなど配慮されている。

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最近日本でもお馴染みの高級そうなかわいらしい犬を、仏頂面の使用人らしき人が仕方なさそうに散歩している光景をよく目にするようになってきました。


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