マクドナルド:インド限定メニューを海外輸出へ
2004.5.31(月)
NewKerala.com
New Delhi, May 30 (IANS)
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アメリカに拠点を置く巨大ファーストフードチェーン、マクドナルド(McDonald's)がインド国内で支店数を大幅に増加するなど、パフォーマンスを「非常にアグレッシブに」行うと発表した。
同時に、マクドナルドがインドで限定販売しているスパイシーなレシピを、海外のマクドナルドへ提供していく意向があることが、マクドナルド・インディアのマネージング・ダイレクター、アミット・ジャティア(Amit
Jatia)氏により明らかにされた。
世界中に3万店舗を持つこのファーストフード・メジャーがインドのニューデリーに第1号店を開店したのは1996年。
それからまたたく間に、インド中に店舗を増やしていった。
マクドナルド、サブウェイ、ピザハットなどといったファーストフード・チェーンはここ数年で急速に店舗数を増やし、1億5000万から2億5000万人を占めるとも言われているインド人中流階級の人々の、外食をするきっかけを作った。
またITやコールセンターブームの影響で、そこそこの収入を得る若者が増え、世界第2位の人口を持つこの国のファーストフード業界成長を安定させている。
専門家によれば、マクドナルドがインドで紹介しているメニューが地元の味覚にマッチしていることも、売り上げが伸び続ける要因であると指摘。
長方形のスパイシーなパンの中に調理されたチキン、ブロッコリー、マッシュルームを挟んだマックカレー・パン(McCurry
Pan)、ポテトパティを使用したクリスピーなチャイニーズテイストのマックアッルー・ティッキ(McAloo
Tikki)など、インドで紹介されている製品のうち約11品は、インド人の味覚、文化、ライフスタイルにこだわっている、とジャティア氏。
インド市場向けの新レシピも開発中であると同時に、インド限定メニューの海外輸出も。
ジャティア氏は、
「ピザ・マックパフ(Pizza
McPuff)とマックアッルー・ティッキバーガーを中東諸国のマクドナルドに輸出した。非常に好評だったので現在すでにレギュラーメニューになっている。この経験をふまえ、現在はヨーロッパ、アメリカ合衆国、香港でのインドレシピ紹介を計画している。」
売上増加など市場反応の良さから、マクドナルド・インディアの地元ベンチャーは、今年終わりにもブレイクしそうだ。
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あのピュア・ベジタリアンバーガーが、日本のマクドナルドで食べられる日が来るかも!
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