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日本とインド、団結して中国に対抗
2004.11.30(火) Reuters


ビエンチャン、ラオス(ロイター)−
中国が20日、18億人からなるASEAN(東南アジア諸国連合)を相手に2015年までに自由貿易市場に形成しようという大きな進歩を目指す覚書に調印したことから、日本とインドはアジア諸国指導者に協力を求めた。
ASEANと日本は来年4月から2年間、関税自由貿易を開始することについて協議した。

「中国のイニシアティブに非常に刺激を受けている」
ラオスの首都ビエンチャンで開催されているサミットの場で、日本の当局はレポーターに語った。
「また、中国のためというわけではなくても、こういった交渉には推進力が必要ということから、(これをきっかけとして)なるべく速やかに(関税自由貿易を)実現したいと考えている」

ASEANの中国を相手とした関税自由貿易は2010年までに段階的に導入される予定で、小泉首相がビエンチャンサミットに送った同意書は2012年までに完成される予定だ。

過去数年間で6〜7%の成長をしているインドからも、マンモーハン・スィン首相が、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、タイ、フィリピン、ラオス、ベトナム、カンボジア、ミャンマーからなるグループの一国としてASEAN首脳会議に出席し、2016年までにこの地域の貿易ゾーンの獲得を目指した。

中国ASEAN貿易交渉は、2兆ドル経済を含む巨大なものであり、2005年1月から関税率削減を開始、2010年までの期限で4000品目を対象に0〜5%に関税を抑える方向に進んでいる。

2004年度9ヶ月間で、中国とASEAN諸国との貿易は35%の成長を見せ、結果として貿易額は1000億ドルを超えている。

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中国に負けじと、インドもがんばりたいものです。


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