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ソフトウェアエンジニアは今後要注意!?
2005.6.30(木) EXPRESS NEWS SERVICE
将来、プログラム開発にソフトウェアエンジニアが必要とされなくなるかもって言ったら、あなたは信じますか?
インド最大のソフトウェア企業、タタ・コンサルタンシー・サービシーズ(Tata Consultancy Services)は、あるインテリジェントツールを社内で開発、このツールは通常プログラマーが行っていた日常業務の80%の処理、プロセスを自動化し、さらにその後のプロセスをプログラマーに視覚的にガイドすることで、処理効率とスピードを上げる。
4万3千人の社員を抱えるTCSでは、将来的にこのツールを使用した「マイクロレベル・アウトソーシング」を展開、顧客により早く、より安いサービスの提供をしていきたい。
「マップウェイ・ポインター(MAP-Way-pointer)」と名づけられたこのソフトウェアツール、既に同社のいくつかのプロジェクトでテストランされ、結果は良好という(TCS副社長アナント・クリシュナン氏)。
時間の節約のみならず、品質にも多大な効果を発揮する。
言ってみればこのツールは、各ソフトウェアプログラマーが、エラーの発生する原因調査等80%の日常業務から開放されることで、「日々変化する要求に対応するための(同氏)」コア・コンピテンシーに集中することができるとしている。
ツールは同社研究開発センター及びスウェーデン企業ジャクゾーン(Jaczone)で共同開発され、実装したソフトウェア企業はコスト効率のよいソフトウェア開発の実行が可能となる。
IT産業の離職率は25%とも30%とも言われ、特にそうしたエンジニアが嫌う日常業務をこのツールが代行するようになれば、エンジニア自体も必要とされなくなる?
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常に新しい発想が要求されるということでしょうか。これでエンジニアが職にあぶれるようなことになれば皮肉な話です。
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