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インドの頭脳たちが続々帰省へ
2004.3.30(火) The Times Of India
世界中に散らばる
印僑
(Non Resident Indian...
NRI
)たちが、続々と故郷を目指して帰ってきている。
インド防衛研究開発機構(DRDO)の新規採用者には近年、毎年平均10人のNRIユーターンが含まれるようになり、この数は増え続けている。
DRDO主任制御官W.セルヴァムルティ氏はここ数年、インド出身の高学歴プロフェッショナルたちが、その頭脳の使い道を求めて祖国に逆流、先端テクノロジー分野での研究に加わりはじめた減少が謙著に見られるようになってきた、という。
外国で仕事をしたほうが金になるのに、どうしてわざわざインドへ帰国してきているのか?
事実、賃金や待遇は外国とは比べものにならないぐらいまだまだ低いのに、NRIたちは敢えて祖国へ戻る道を選んでいる。
それは言うまでもなく、祖国の発展ための一員になりたいという思いと、故郷回帰という基本的な理由によるものであろう。
インドが将来的に期待される研究分野としてのナノ技術、バイオ技術、情報技術(IT)産業分野が、主にNRIたちを外国から呼び戻している。
冒頭に挙げたDRDOは、より効果的なヒューマン・リソースの研究を行っている機関で、現在は最高級の才能を募る第10回目の5ヵ年計画を行い、7200人あまりいる研究者たちの質を保っている。
DRDOはデリー大学との心理学研究提携もしている。
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少なくとも才能のある人々にとって、お金のために働く時代から、自らの満足・達成感のために働く時代へ、インドも変化してきているということでしょうか。
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