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SARSゲノム解明にアプローチ
2004.1.29 The Times Of India
 
SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)ゲノムの解明に、デリーのInstitute of Genomics and Integrative Biology(IGIB)の研究チームが開発したソフトウェアがその解明に一歩近づいた。

IGIB所属のSamir K Brahmachari氏率いる5人の研究者により開発されたゲノム探知メソッドEnter GeneDesipherは、アミノ酸コードを読み取り、その構造をひも解くことにより、ウィルスの特徴を解明する能力を持つ。
すでに18の新種SARS-CoV連鎖ゲノムの分析を終えており、現在4種の新しいゲノムについても分析をしている段階だ。

その小ささから、SARSウィルスのコンピュータによる分析は従来難しいとされていたが、GeneDesipherは小さいウィルスの分析だけでなく、ウィルス性ゲノムのアミノ酸コードも読み取ることができるため、SARS対応ワクチンおよび薬の開発が非常に早まるだろうとし、中国政府はこの研究所にさっそく興味を示しているという。


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