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日本のお姉さんたちが子供たちの天使に
2004.2.28(
土
) The Pune Times
大都市プネから車でおよそ1時間ほどの場所にある小さな村
カサリ(Kasari)
にある小学校に今、日本から13人の若い女子学生たちが訪れている。
女子学生たちと子供たちの間のコミュニケーションは容易ではなく、笑顔とジェスチュアを駆使して会話をしながら、子供たちは大興奮。
今回カサリ村を訪れている彼女たちは、東京都町田市にある桜美林大学で社会学、国際研究などを学ぶ学生たちで、3年前に設立されたNGO「明日の会」を通じてやってきた。
設立以来、「明日の会」は荒れた辺境の村の再生を通じて、インドでのソーシャルワークを学び、結果として東洋の2つの国をつなぐこと目的に、多くの学生たちをインドへ送りこんできた。
カサリ村は、国際ITハブと呼ばれるプネ近くにありながら、荒れ果てた小学校の校舎や教材不足など教育環境の遅れが目立つ。
彼女たちの一日は校庭に木を植えることから始まり、午後は教室で子供たちとビンゴなどのゲームや折り紙教室、日本の歌を歌ったりして過ごす。
参加者の一人ナカムラミキさんは「ほんのささやかなことが、ここでは大きな意味を持つことを学びました。クリップやチョコレートといった小さな贈り物が、こんなにも子供たちを喜ばせるなんて。」と語り、つづけてネモトサヤカさんは「子供たちと交流することは大きな楽しみです。わずかなものでどう楽しむかを、この子達はよく知っています。」と付け加えた。
「明日の会」は今回、小学校にバレーボール数個を寄付したが、当然子供たちの喜び方は大変なものだ。
5年生のシャリニさんは、「(彼女たちがやってきた)日々は大きな喜びです。日本についてほんの少し知ることもできました。例えばインドから(日本に)行くまで(飛行機で)10時間もかかること。日本の鳥の折り方も教えてもらいました。」
と話した。
通常この小さな村カサリは外部から閉ざされてがちで、何よりも外国から来た人々と接することの意義自体が非常に大きい。
彼女たちとの日々は、子供たちの心に一生残ることだろう。
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新聞には彼女たちと子供たちとの、笑顔のかわいい写真が掲載されていました。
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