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万里の長城を制するアンガド社
2005.12.27(火) TNN
New Delhi:国内トラクタ・メーカーのSASモーターズ(SAS Motors)は、万里の長城をも制するか。
アンガド(Angad)というブランド名で小型トラクターを製造するSASモーターズは、中国の山東省にある同国営トラクターLaying Tractor社の製造ユニットをこの度買収した。
買収金額などの詳細については明らかにしていないものの、情報筋がタイムズオブ・インディア紙に明らかにしたところによれば同社は、Laying社の持ち株の100%を取得したことになる。
「この買収により、インドのトラクター製造へ低価格部品を供給してきたSASは中国への拡大手段を握った。同社は中国を拠点に、さらに他の国へのトラクター供給を計画している。」情報筋は付け加えた。
今回の件によりSASは、マヒンドラ・アンド・マヒンドラ(Mahindra & Mahindra:M&M)に続き、中国へ大規模にトラクターを卸す第二のインド企業となった。ちなみにM&Mは今年はじめ、同じく中国のジャングリング・トラクター(Jiangling Tractors)の相当規模の株式を買収、加えて、自動車部品メーカーのバーラット・フォージ(Bharat Forge)も、中国の鍛造企業FAW Forgingの株式52%を取得した。
SASはインドでも最も安い、9万9千ルピー(およそ25万円)のトラクターを発売し、大きな話題を呼んだこともある。
Translated by: Mitsuru Nakao
Edited by: Yoko Deshmukh
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2つの農業大国、食うか食われるかというところでしょうか。
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