「グリーン・オスカー」にインドから2人
2004.6.26(土)
Rediff.com
「グリーン・オスカー賞」とみなされる、2004年アシデン賞(Ashden
Awards 2004)に2人のインド人が選出され、またその革新的な再生可能エネルギープロジェクトに対する賞金30,000ポンドが贈られた。
ラジャスタン州ランタムボーレ(Ranthambhore)にあるプラクラティク・ソサエティ(Prakratik
Society)の設立者ゴヴェルダン・ラトーア(Goverdhan
Rathore)氏は、ランタムボーレ・トラ保護区周辺の村に清潔で、環境によいバイオガスを、薪に代わる燃料として供給したことにより、気候ケア賞(Climate
Care Award)と賞金を獲得した。
南インドにあるオーロヴィル(Auroville)国際タウンシップのヘマント・ラムバ(Hemant
Lamba)氏とその研究チームは、ゆとりと安定性のある再生可能なエネルギー製品とサービス(ソーラーパネル)を、(インド国内)12州、8万人の人々にもたらすことに成功した。
ITパワーのビヌ・パタン(Binu
Pathan)氏は、材木の消費を70%抑える工夫をした無煙・高燃費ストーブを設計したことにより7,500ポンドの賞金を手にした。
24日晩、満員のロンドンはローヤル・ジオグラフィカル協会で、デーヴィド・アッテンボロー(David
Attenborough)氏が授与を勤めた。
授与式にはイギリス政府の環境維持開発委員長のジョナトン・ポリット(Jonathon
Porritt)氏、新経済基金ポリシーダイレクターのアンドリュー・シムズ(Andrew Simms)氏も出席した。
アシデン・トラスト(The
Ashden Trust)は、再生可能なエネルギーを評価するアシデン賞を2001年から始めたサンスバリー・ファミリー慈善トラストの傘下にある。
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世界で最も人口の多い国のひとつとして、環境に目を向けずしてエネルギー開発をすることは難しいでしょう。
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