アフリカ諸国は農業分野でインドからの支援をさらに模索
2005.3.23(水) Navhind Times
New Delhi:
食糧難国家より世界第2の穀物供給国への華麗な転身を見習ってもらおうと、インドの農業技術をアフリカの国々に広めるべく農業関係者らが惜しまぬ協力を注いでいる。
既にアフリカ諸国の一部の国々に、技術支援や投資などを行っている。
スーダン、ケニア、ウガンダといった国々は、インドより農業技術を学ぶほか、土地を提供してそこを利用した耕作支援、養鶏業への投資、畜産業の確立、食料加工設備の設置などを期待している。
「アフリカ諸国はインドより、技術的ノウハウ、ユーザーフレンドリーな農業用機械、技術移入などの習得を望んでいる。また耕作用地の無税提供により、インドと中国からの投資を奨励している。」
インド輸出入銀行(Exim Bank)のラジャ・マザムダール(Raja Mazumdar)氏はインタビューでこのように語った。
レソト、タンザニア、南アフリカは農業関連産業への投資を模索、ナミビアは皮なめし加工業への開発を、スーダンは農業4セクターと酪農業へと、それぞれインドに対する支援要請は大きい。
「スーダンには農業に適した肥沃な土地があり、ラクダ、牛、羊といった動物資源にも恵まれている。インドの高度なハイテクノロジーと投資を我が国へぜひ誘致したい。」
とスーダンのエネルギー・鉱業大臣アワド・アフマド氏。
今月初めに、カメルーン政府関係者の訪印の際、太陽光で動くインドの可動式給水システムの設置に、インドより専門家を招くとの要望を出している。
同様に、チャド首相も農業及び畜産業、コットン分野におけるインドの協力と投資を要請している。
今月、外務大臣ナトワール・スィン氏(K Natwar Singh)がセネガルを訪れ、農業分野での両国協力関係について協議する予定。
インドはアフリカ諸国の農業分野への債権を、1500万ドルまで拡大した。
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お互い気候の少し似た環境ですから、共通項も多いのでしょう。
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