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国営放送はテレビでサッカーをもっと観せて!
2004.2.24(火)  Taipei Times

インド東部の都市コルカタ(カルカッタ)で、約2000人の選手やコーチを含めたサッカーファンが静かに長い列を作り、クリケットばかりを放映する国営テレビ放送の、他のスポーツを無視した姿勢に対し無言の抗議をした。

クリケットは南アジアで最も一般的なスポーツで、新聞やテレビの注目、スポンサーシップやトレーニング費用といったものを独占している。

こういった風潮に対抗し、プロテスターたちは州営テレビ局「ドゥールダルシャンDoordarshan)」前に集まり、インドのサッカーが悲しくも衰退している原因は、クリケットによってほぼ独占されたスポーツ放映によるものだ、と訴えている。

彼らは「なぜフットボールを差別するの?」と書かれたポスターや、「ナショナルリーグを(テレビで)見せて」「クリケットの影でフットボールを犠牲にしないで」などといったプラカードや横断幕を掲げ、もっとサッカーを応援して欲しいと観衆たちに無言で主張。

このサッカー愛好者たちはレポーターに、来たる準ワールドカップ・マッチのインドチームの試合模様を、国営放送のスポーツチャンネルがライブで放映すべきだ、と語った。

彼らはドゥールダルシャンが先週、インド西部の州ゴアで行われたこの準ワールドカップ試合でインドがシンガポールに勝利したときも、試合の模様を放映しなかったとして抗議した。

ちなみにその時、国営放送はアンダー19(19歳以下)の選手によるクリケットマッチ13回目の再放送を放映していた。


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今年の6月頃には、カルカッタでインドナショナルチームと日本代表との試合が予定されているそうです。
ぜひテレビ放映してほしい、とわたしも願います。


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