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コールセンターが急成長
2003.10.23 Times Of India

ロンドンで列車のダイヤ、ルートや運行状況についての問い合わせに答える人は、洗練されたイギリス英語を話すインド人。
しかもその電話はロンドンにある中継局を介して、はるか彼方のインドにつながっている。

最近急成長するインドのコールセンター、インド各地でアメリカやイギリスなどからの問い合わせにとどまらず、さまざまなサービスを提供し、今後もますます拡大していく見込み。

アメリカで、迷子になった子供やドライバーが、フリーダイヤルの番号に電話をかけると、それは15000kmはるかのインドのコールセンターにつながる。
そこから、GISを使って場所を特定、道案内をする。

デリーにあるアメリカのローン会社のコールセンターでは、問い合わせの電話の受け答えから、催促の電話をするだけでなく、ファイナンシャルアナリストによるブラックリストの管理や対策も行われている。

委託はコールセンターの類にとどまらない。

日本の一流企業の委託を受けている会社もある。
バンガロールにベースを持つEidesignは、日本の監査会社のe-learningの委託を受けている。
科目ごとのプロ講師を配備、ネットで最新の情報を常に幅広く吸収、更新するトレーニングプログラマーを持つこの会社の信頼度はとても高い。

ムンバイにあるコンタクトセンターは、アメリカとの時差を利用したビジネスで成功している。
ニューヨーク株式市場やナスダックに名を連ねる会社の証券取引をしている。
リアルタイムの取引情報の提供だけでなく、ニューヨークでの取引終了後、現地では夜だがインドでは日中にあたる時間帯に、必要とされる需要に常に応じている。

医療関係の委託もある。
アメリカやイギリスの医療センターに、グラフやスキャン情報をもとに、インドにいる研修医が診察情報を提供している。


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