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初のスィク教徒首相就任
2004.5.23(
日
) BBC News
8年ぶりに第1党の地位に就いたコングレス党から、インド初の非ヒンドゥ教徒の首相が誕生した。
スィク教徒のマンモハン・シン新首相は、イスラム教徒のアブドゥル・カラム大統領から正式に新政権を任された。
シン氏はコングレス党総裁のソニア・ガンディー氏が首相就任を辞退したため、代わって首相の座に就くことになった。
22日に大統領官邸で行われた就任宣言で、「もっとも貧しい人々へ利益をもたらす」経済改革を推進することを宣言したシン氏について、ガンディー氏は「(次期)政権は安定したものになるだろう。全力を尽くす。」とコメントした。
シン氏は10年以上にわたり、この国の経済改革を支えてきた財務大臣でもあり、この数日間は自らが主導する新政権の枠組み構成に努めている。
シン首相は今後も財務大臣と国防大臣を兼務、その他閣僚にはコングレス党からプラナブ・ムケルジー氏、アルジュン・シン氏ほか、合計30名が宣誓した。
首相就任宣言を受け、シン氏の故郷パンジャーブ州では親族たちが、踊りを踊ったりお菓子を配ったり、大変な祝祭ムードとなっている。
シン氏の新政権におけるポリシーは、貧困を減らすこと、経済再建を継続すること。
すでにその具体的な案が発表されている。
パキスタンとの平和関係構築も進めていく姿勢だ。
またコミュニスト党はコングレス主導の政権に参加しないことを表明した。
新政権発足についての国際的評判は、ポジティブなものとなっている。
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新しい政権が発足した今、インドはどのように変化するのか楽しみです
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