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「アラブ」ノーベル賞にインド人
2004.3.22(月) IndiaExpress

世界各国の著名人に混じってインド人が、アラブ地域ではノーベル賞と同じ意義を持つキング・ファイサル(Faisal)国際賞をドゥバイで受賞した。

化学、医学、イスラム研究、アラビック文学、イスラム教奉仕への貢献を称え、毎年75万サウディ・リヤル(750万ルピー/およそ225万円)の賞金が与えられる。

インド人受賞者アリ・アーマド・ナドヴィ(アル・ナドヴィ)さんはイスラム研究で得た今回の賞金を、共同研究者のサウディ・ヤコウブ・アル・バフセインさんに分与した。
財政問題におけるイスラム法について執筆した著作の中でアル・ナドヴィさんは、初期のイスラム学者から現代事情までの概念を、引用を用いて適合させる試みをした。

ファイナンシャル会社の責任者であるアル・ナドヴィさんは、イスラム経済特有の特徴として、人権と正義におけるイスラムの重要性を示した。

アル・バフセインさんはイスラム法の根本原理について、独自の研究を展開してきた。

総理大臣代理および航空・防衛大臣のスルタン王子も21日、ドゥバイのアル・ファイサィリアー・センターでの授賞式に出席した。

今年の化学賞はイギリス人でロンドン大学神経学教授セミル・ゼキさんに、医学賞はスイス人でジェネヴァ大学循環器センター主任のウーリヒ・シグワルト教授に、アラビア言語と文学賞はエジプト人でカイロ大学アラビック言語教授のフセイン・ムハンマドさんに授与された。

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独特の雰囲気を持つイスラム世界。
研究興味は尽きないと思います。


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