農民たちも外国へ行く時代
2004.8.21(土) The Indian EXPRESS
サタラ地方パトラ村に住む農家の息子、ランジット・マネさんの荷造りはOK、チケットも準備できたし、あとはフライトを待つのみ。
彼はこれから、アメリカはアーカンサス大学へ、農業経営を学ぶための留学へ旅立つ。
帰国後は、アメリカで学んだノウハウを活かし、父親を助けるつもりだ。
最近ITやエンジニアリングだけでなく、農業を学ぶための留学も盛んになってきている。
ナシークのラフール・シンデさんは現在アデレードの大学で、ワイン製造と、ワイン向け品種のブドウ生産を学んでおり、帰国後は、本格的に家族ビジネスにしようと志している。
識者によれば、近年、村々に住む若者たちの海外留学は、実際に増加しており、海外での教育に目覚めはじめているという。
主な行き先は、アメリカ、ヨーロッパなどで、農業経営、酪農業、畜産業、ワイン科学、運搬技術、農業生産物の国際輸出などを目的としている。
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農業大国インドでは、富農と呼ばれ経済的にかなり豊かな農民も多くいます。
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