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今度はインド製薬業に国際的注目
2004.3.18(木) Forbes.com
世界中の製薬業社が、製品の買いつけや製薬業従事者の雇用をインド亜大陸に委託している流れを受け、インドの製薬関連企業にとっては海外向け製品をアピールすることは必須となっている。
低コストソフトウェア・エンジニアや流暢な英語を話すコールセンターなどの存在は、すでによく知られたインドのアウトソーシング人材パワーの例であろう。
がしかし、
化学、微生物学、医学の優れたエキスパート達の存在
も、忘れてはいけない。
海外製薬会社に向け、高い技術を用いた薬やリサーチの、少なくない提供をしているインドの製薬会社の評判は、投資家の間では一般的になっていることは疑いのないところ。
11日に初公開されたインドのバイオテクノロジー会社
バイオコン
(
Biocon Ltd
)
株
は、市場終了時には20倍もの取引希望者を集めた。
近年は薬品開発の初期過程である、良質の原料、臨床開発サービス、微細な化学合成作業などの提供を、海外製薬会社がインドに委託している。
また、インド独自の薬品発見努力に注目し、期待される新しいトリートメントの買いつけも行なわれている。
業界関係者によれば、インドに3−400万人いるとされている科学技術従事者人口は、英語圏としてはアメリカ合衆国に次いで世界第2位と言われている。
「製薬産業はアウトソーシングによって必ず利益を得るだろう。」
ラボインディア・ファイナンス
の
ヴィカス・ダウラ
氏は語る。
競争相手国としてロシアやイスラエルが挙げられているという。
ノヴァルティス
(NOVN.VX)の製薬オペレーション部長
トーマス・エベリング
氏は今月始めインドを訪れ、
アメリカ食品と薬アドミニストレーション
(U.S. Food and Drug Administration)認可の製造プラントが70以上、またそれ以外にも世界各国の大手薬品製造企業の製薬工場約200ユニットがインドに存在していることに関心を示している。
「この事実から参考になることは非常に大きい。」
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インドは確かに薬国家だなぁ、とは感じていました。
薬局で手に入る薬の種類の豊富さとその効き目の強さ、日頃の人々の薬への信頼度(依存度?)はすごいです。
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