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プネはついに世界へ窓をオープン
2005.12.17(土) Times News Network
Pune: プネの国際空港化を提唱してきたマハラシュトラ州の有力政治家シャラッド・パワル(Sharad Pawar)氏の65歳の誕生日だった月曜日(12月12日)、アラブ首長国連邦ドバイ行きの便を皮切りに、プネ発国際線フライトの記念すべき第1便が、幸先よく離陸した。
IT(インフォメーションテクノロジー)産業に乗り好景気の続く、インド第8番目の都市へ、ほぼ10年来切望され続けた国際線の乗り入れが、ついに叶った。
プネ・ドバイ間のエアバスA-310就航を記念する離陸式に関わったパワル氏は、今後もプネをしてビジネス・産業振興地としての地位を向上させていくつもりだと語り、「(国際線の就航は)長い間必要とされてきたことの一つだ」と語った。
また民間航空大臣のプラフル・パテル(Praful Patel)氏も、来年までにプネからロンドンへの直行便を始めとするより一層の国際線の順次就航を発表し、さらにプネからマハラシュトラ州各都市を結ぶ国内便の充実も計画していると語っている。
「2006年から2007年にかけて、インド国内35ヶ所のノン・メトロ(主要都市圏外)都市をリンクさせるための空港建設を予定している」
パテル氏は同日後半に開催された、プネの産業と建設の推進協会(Promoters and Builders Association of Pune:PBAP)による記念式典でこのように述べた。
プネ市自衛大臣のアジット・パワル(Ajit Pawar)氏は、プネからアウラガンバードへの国内線の必要性を強調し、PBAP代表のラリッククマル・ジェイン(Lallitkkumar Jain)氏は、ムンバイ・プネ間の定期往復便の誘致を提案した。
こういった要望について、パテル氏は「マハラシュトラ州西部、南部に点在する重要なノン・メトロ都市であるショラプール(Solapur)やアウラガンバードに、小規模空港の建設予定がある。」と明かした。
こうしたノン・メトロ都市への空港建設についてパテル氏は、
「従来、民間航空省全体は主要都市圏からの国際便連絡の確立に重点を置いていた。しかしながら、(今後は)主要都市圏外とされる小都市への空港建設が、過疎地域の発展を促進するために不可欠であるとの認識が広がり始めている。」とその必要性を正当化した。
空港建設にかかる資金不足に関する公の懸念について、
「資金は調達できる。実際、航空産業には今後1年以内に1兆5000億ルピーの投資が見込まれている」と語る。
また完全国際空港として計画中のチャカン(Chakan)空港に関し、
「プネがその価値と同等のインフラを保有することで、ムンバイの影に隠れることなく、大都市の一として表に出てくるきっかけとなるだろう。チャカン空港計画が実現することを、ここに約束したい」と、パテル氏は力強く述べた。
Translated by: Mitsuru Nakao
Edited by: Yoko Deshmukh
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国際会議場の建設計画もかなり前向きに進んでいるようで、わたしとしては願わくば一日も早く、プネから日本行きの直行便が就航して欲しいです。
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