ゴミでできたシンボルが改修中
2004.12.16(木) Channel News Asia
NEW DELHI :
北インドチャンディガル(Chandigarh)州にあるロックガーデン(Rock Garden)は、ゴミを利用して製
作されたシンボルとして、世界でも秀逸なものとして有名だ。
この世界にも他に類のないユニークなガーデン内は、全て捨てられたものでできている。
そして今回、イギリスのボランティアたちの関心を引き、保護、管理しようという動きが起こっている。 |

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このロックガーデンは40年前、運送会社スタッフだったネク・チャーンド(Nek
Chand)氏が捨てられたゴミを集めて作った。
今日、このガーデンは数ヘクター規模に拡大し、一日に5000人以上の訪問客がある。
しかし時を経るごとに、立像など形が崩れつつあることが憂慮されていた。
そこで、リサイクル、リユースの考えに賛同してそれを尊重するため、イギリスに基地を置くネク・チャーンド基金のメンバー5人が、このガーデン保存を使命として立ち上り、壊れた部分ひとつひとつに修復作業を開始している。
ボランティアたちは、回収・保存作業の必要な部分について紙面で詳細な計画を立て、修復部分にどういった資源(ゴミとして捨てられたもの)を当てがうのかいいのかについてアイデアを出し合う。
ロックガーデンは、現代のグローバルな関心事である捨てられたものの再利用という視点から、多くのヒントを与えてくれる。
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エコロジーとは、別に新しい発想ではないのです。
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