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外国人もインド結婚式に 2004.7.16(金) BBC News
ラジャスターン州ジャイプルをはじめ、インドにやって来て正統派インド結婚式を挙げる西欧人カップルが増えている。 彼らは、聖なる儀式がその結婚生活を長続きさせると信じている。 スイス人カップルのマルコスさんとアラムサさんは、全てインド式で貫いた結婚式を挙げるためにやってきた。 すばらしいハヴェリ − お金持ちの伝統的家屋 − が式のために提供され、その一角にはマンダプ − 結婚式の儀式を行うための豪華な祠 − が建てられた。 聖なる火を前にして、僧侶は厳かにマントラ − 神からの特別な言葉 − を唱え、新しい夫婦は火の周りを7周する。
photo from BBC
インドの婚礼衣装に身を包み、よりハンサムな花婿のマルコスさん、喜びで顔を輝かす。 「西欧式とは全然違います。鮮やかな色、美しい衣装、儀式、そしてもちろんすばらしいインドの音楽・・・」 アラムサさんはインドの婚礼ガウンと手のひらに描かれたメンディ − ヘンナのデザイン − がとてもよく似合い、美しい。 インド独特の儀式に、完全な信頼を置いているという。 このイベントは、これまでにもこういった結婚式を数々こなしてきた、旅行エージェントのヴァルン・カンナ氏によって企画されている。 カンナ氏はまた、本来その父親の役割である、花嫁を花婿に引き渡す役割も務める。 こういった結婚式の需要は増加してきている、とカンナ氏。 その他にも、多くの旅行エージェントが外国人向けの結婚式を企画し、多くのビジネスにありついている。 ラジャスタンのある旅行会社社員によると、外国人だけではなく、在外インド人(NRI)と呼ばれる人々も、インドへやってきて結婚式を挙げているという。 プシュカール、ウダイプル、ジャイプルが、外国人によるインド結婚式が盛んに行われている代表的な都市である。 ここに来たカップルたちは、西欧のやり方よりもずっと重みのある儀式で夫婦となっていった。 それはまるで、インド式儀式に忠実に従ったら、結婚生活は決して破局することはないかのように。 ********************* 写真を見ると、確かにインドの婚礼衣装に身を包んだ外国人である彼らは、とても珍しいです。
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