インドをもっと知ろう!

English

 News from India

Home

ボリウッドの「外国」ファクター
2004.6.16(水) MSN News
Source : IANS. Image Source: AFP 

アングロ・サクソン系俳優トム・オルター(Tom Alter)やボブ・クリスト(Bon Cristo) などが、往時のインド映画銀幕にお決まりの役で登場していた時代は終わった。

インド人と外国人両方の血を受け継ぐミックス(ハーフ)と呼ばれる俳優たちは、ボリウッド作品に普通に登場するようになっている。

数年前、ハーフインド人女優リサ・ラーイ(Lisa Ray)がその出演作品「カスール(Kasoor)」での失敗を苦にボリウッドを去った。
イギリスへ渡り、ディーパ・メータ(Deepa Mehta)監督の「ボリウッド・ハリウッド(Bollywood/Hollywood」で主演、現在は同じくメータ監督「リバームーン(River Moon)」撮影中である。

アイェシャ・シュロフ(Ayesha Shroff)とアムラ(Amla)の2人は、ヒンディ映画で安定した地位を築けなかったハーフインド人女優である。

元気なシュロフはF.C.メータ監督「Teri Baahon Mein(ブルック・シールズ出演『The Blue Lagoon』のリメイク」でモーニシ・ベール(Mohnish Behl)の相手役として採用され、愛らしいアムラはサイレント映画「Pushpak」でカマル・ハーサン(Kamal Haasan)の相手役として登場。

アミール・カーンのヒット作「ラガーン(Lagaan)」も、ヒンディシネマに白人俳優が採用された。
レイチェル・シェレイ(Rachel Shelley)はイギリスにおいてはトップ女優というわけではないが、この映画をきっかけにして(インド映画界に)本格的に受け入れられた。

英・ヒンディバイリンガル映画「ザ・ライジング(The Rising)」で、アミール・カーンはイギリス人女優と共演し、1857年イギリス統治者たちに対抗するフリーダム・ファイターを演じる。

白い肌は、歌と踊りの大いなる成功「アイテム」だ。

ヤナ・グプタ(Yana Gupta)とネガール・カーン(Negar Khan)はどちらも外国人、セクシーなダンスで急速ににんきが上昇している。
ハーフのカトリナ・カイフ(Katrina Kaif)がカイザド・グスタド(Kaizad Gustad)監督「ブーム」でデビューを飾ったことも記憶に新しい。

これら「アイテムガール」たちはステレオタイプな役が多く、またいろいろな意味で演技力に乏しさが見受けられる。

このように、多くの外国人系フェイスが、ヒンディフィルムに広く存在する外国志向にどんな道筋を与えるのか?
時が全てを語るだろう。

*********************
どの俳優がどれに出演した等が延々と羅列され(3分の1は省略しました)、結局何が言いたいのか的を得ないニュースでしたが、とにかくヒンディ映画の顔ぶれが変わってきたということでしょう。


Copyrights  © 2001-2004,ASKSiddhi.com, All rights reserved.