Home - News from India

インドをもっと知ろう!

農村部ミドルクラス出動
2005.4.16(土) The Economic Times

NEW DELHI:
経済成長の猛烈な風が吹けば吹くほど、インドの農村部はますます荒れ果てていくのではないかとの心配も、この明るい調査結果でひとまず安心。

農村部の収入は、都市よりも速い勢いで伸びていることが、国立経済調査照会局(National Council of Applied Economic Research:NCAER)の調査により明らかとなった。

都市の収入伸び率は年平均3.2%である一方、農村は4.5%の上昇率で伸びている。

経済改革スタートよりおよそ3年後の1994年度〜95年度には、農村部の平均収入は都市の55〜58%だった。

ところが2001年度〜02年度には同63%〜64%、2004年度〜05年度にはおよそ3分の2にあたる66%に上ると見込まれている。

収入の上昇に合わせて、農村のミドルクラス(中産階級)が増加している。
ミドルクラスとは、NCAERの定義では1世帯当たりの年収20万ルピーから100万ルピークラスの家庭のことを指す。

2001年度〜02年度には、6000万人のミドルクラスが農村に居住している。
2009年度〜10年度までには、インドのミドルクラス人口は1億5400万人になると予測され、その内3分の1は農村居住世帯が占めるだろうと言われている。

2001年度〜02年度1世帯あたりの年収が100万ルピーを超える世帯は400万世帯、それが10年以内に2100万世帯に達すると見られ、NCAERいわく「クリーム層」とされる農村世帯は22%〜23%占めることになるだろう。

*********************
庶民の味方が、本当のヒーローです。
しかし、なぜクリーム層?

Copyrights  © 2001-2005,ASKSiddhi.com, All rights reserved.