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ライズ氏アジア訪問をインドからスタート
2005.3.16(水) BBC News

アメリカ合衆国国務長官コンドレッザ・ライズ氏が、インドを皮切りにアジア各国訪問をスタートした。
ライズ氏は16日、マンモーハン・スィン首相との会談を持つ。

また、次の目的地パキスタンへ移動する前に、イタリア出身の国民会議派(Congress Party)党首ソニア・ガンディー氏と、その反対政党であるインド人民党(BJP)のアドヴァニ氏との会談も予定している。

今回の訪印は、ライズ氏にとって米外交首脳ポストに就任後初となる。

インドとパキスタンは、核保有国同士として一時緊迫した状態が続いたものの、先日カシミール地方からパキスタンへのバス路線がスタートしたり、パキスタンのムシャラフ大統領がクリケット試合を観戦するため訪印するなど、緩和は確実に進みつつある。

専門家によれば、ライズ氏の訪問により、両国の平和へのプロセスがより促進していくことが期待され、
「アメリカとしては、インドとパキスタンの関係がより良好になっていくことは望ましいことである」

また、ライズ氏とインド首脳陣との間で、兵器の輸出入についての懸案事項についての話し合いも持たれる予定だ。

インドとパキスタンが緊張緩和を迎えても、大規模な軍備をめぐり両国のバランスを保っていくことは必須であろう。

インドは(米による)F16ジェット戦闘機のパキスタンへの輸出に反対してきた背景もある。

BBCの米国務省特派員ジョナサン・ビール氏によるとインド側の要望は、米が印パ両国に対等のパートナーとして接することと、F16ジェット戦闘機を双方の国に輸出することへの是認についての可能性を考慮していくだろう。

インド外交条件の専門家ラジャモハン氏は、「兵器の輸出は非常に微妙な問題だ。F16のパキスタンへの移送についての重要性について取り扱う間に、インドとアメリカは防衛協力への道を模索していくべきだ。」とロイターに語った。

インドとアメリカ合衆国との軍事連携は合同練習を始め、民間、宇宙、ハイテク 接点への拡大を見込んでいる。

ライズ氏は8日間の日程でインド、パキスタン、アフガニスタン、日本、韓国及び中国への訪問を予定している。

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今年は5年ぶりにアメリカ合衆国大統領がインドを訪問する予定だそうです。



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