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インド巨大富豪の超莫大結婚式
2004.2.16 BBC News
キャンドルだけで25万ドル。
リッチなインド人の結婚式といえば、壮観と虚飾で彩られた浪費的なもので有名だが、今回のは規模が違う。
サハラ
(Sahara)
ビジネスグループ
総裁の息子Subrata Roy氏の結婚式が10日、インド北部の都市ラクノウ(Lucknow)で行われた。
招待状は厳選された「A級」クラスの人々にのみ約一万人。
ビジネス界の巨人たち、ボリウッド(インド映画)スター、クリケット選手、ファッションモデルなどが、特別チャーター機で訪れた。
インド首相バジパイ氏までもがこのスーパーリッチな新婚さんの祝福に。
エグゼクティブな招待客ばかりなためか、「写真、ビデオ、サイン禁止」といったルールも。
花火、ボリウッドダンサーによるパフォーマンスのほか、イギリスからは100名で構成されるオーケストラ、東欧から50人のステージアーティストたちがアクロバット等を披露。
敷地内は巨大なトーチや莫大な数のキャンドルなどでもちろんド派手に装飾、食事はもちろん一流の中華、メキシカン、レバニーセ、イタリアン、モンゴリアン料理だけでなく、ジャンクフード好きのためにバーガーやコールスローも。
ゲストの多くは、自宅までサハラグループ専属のお迎え付き。
また航空会社らしく、特別チャーター機――インドの有名なファッションデザイナーによって機内は花などで飾られ、キャビンクルーはブライダル衣装に身を包んでいた――が27機飛ばされ、機内では豪華景品付き宝くじが、ラクノウ到着までゲストを楽しませた。
この結婚式に実際かかった費用は明らかになっていないが、おそらくインド史上最も高額だったことは間違いない。
しかも70億ドル企業のサハラグループ、これだけでは収まらず、12日には新たに結ばれる101カップルの結婚式費用の勘定も引き受け、さらにそれぞれ5000ドルの小切手をプレゼント。
もしまだ余ったら、ご親切に国内14万人の貧困者たちに、祝福の一環として食事を与えるという。
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大部分の貧しい人々で構成されているというインドの一般的イメージからかけ離れた、バカバカしいとしか言いようがないほどお金のかかった豪華な結婚式。
「No money to kuchena koni(お金がなければ誰も気にかけない)」つまり、お金持ちになれば、みんなが寄ってきて、わたしたちの言語を話してくれます。
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