国連安全保障理事会参加に日本が協力
2004.8.15(日)
12日の川口外務大臣のインド訪問を前に、インドの国連安全保障理事会常任理事国入りについて在インド日本大使ヤスクニ・エノキ氏がコメントした。
「国連安全保障理事会の再編成は大変重要な課題であり、拡大後の安保理には、日本、ドイツ、インド、ブラジルとアフリカ諸国から常任理事国を任命することで意見が一致している。」
インドの常任理事国入りは、世界一大きな民主主義国家として重要な役割を果たすことが期待されていることから、長い間要望されていた。
現在、安保理事会の常任理事国はアメリカ合衆国、中国、イギリス、フランス、ロシアの5カ国。
「インドと日本との間で核拡散防止協力への実りある話し合いを期待している。日本政府は核拡散防止条約、包括的核実験禁止条約へインドとパキスタン(の協力)を取り組んでいるが、これに関するインドの(協力的な)姿勢は(国際社会に)よく知られている所である。しかしながら、日本政府はこれを核拡散防止への国際協力へと発展させていきたい。」
エノキ氏は語った。
また、インド外務省は川口外相の訪印を歓迎し、今一度両国の関係を見直し、日本とインドとの間のグローバル協調議定書をより有効なものにするよう努力していきたいとしている。
インドと日本相互貿易額は、2003年から2004年で43億5千万ドルとされ、今年5月までの日本からの外国投資は、テレコム、科学、電子部品などに32億ドルと見積もりされている。
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今日の新聞で、インドの経済成長は2015年から本格的に始まると書いてありました。
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