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インドのハイテクミサイル技術 
2004.3.15(火) ソース不明

HYDERABAD: 
インドは地対空ミサイル及び対戦車ミサイルセグメントの大きな改革に備え、アカシ(Akash)、トリシュール(Trishul)、ナグ(Nag)などのユーザートライアル段階に臨む模様。

アカシは、同時に複数のターゲットをカバーできる25キロ中距離地対空ミサイル、トリシュールは半径10〜15キロの短距離ミサイル。
トリシュールは発射コマンド誘導推進システムを完備している。

ナグは、ハイダラバードのイマラット研究センター(Research Centre Imarat...RCI)が開発した第3世代対戦車ミサイルで、自動追尾機能「ファイアー・アンド・フォーゲット」を装備、独自の赤外線探知機能により戦車に直接打撃を与えることができる。

RCIセンター長で、長距離ミサイルのプリツビ(Prithvi)及びダヌーシュ(Danush)プロジェクトディレクター、サラスワント(Dr. VK Saraswant)氏が本ウェブサイトに語ったところによれば、今年末までに上記3ミサイルはユーザートライアルされ、来年始めまでに実用される。

「ファイアー・アンド・フォーゲットは、将来より正確なミサイルを製造するために独立したテクノロジーとなる見込みで、総合的誘導ミサイル開発プログラムの大きな功績であろう。3ミサイルのテストトライアル結果は非常に良好である」とサラスワント氏は語った。

2回目のインド核実験に対する、発展途上国によるミサイル実験制御体制(Missile Test Control Regime...MTCR)による制裁措置という背景のもと、科学産業研究センターと防衛学会は合同で今回の好結果を達成した。

サラスワント氏によれば、2000キロを超える射程距離を持つアグニミサイルA-1及びA-2バージョンは、既に陸軍に受け渡された。
ダヌーシュは総重量およそ500キロ実弾頭を持つ地対地ミサイルで、射程距離は300キロ。

慣性航法が埋め込まれ、機内には完全武器システムとも呼べるコンピュータ及びフライトコントロールシステムが搭載されている。

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インドの防衛能力の底力です。



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