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過去からの声が新しい価値を持つ
2004.12.14（火） The Times Of India

“Ami Berlin theke kotha bolchi（ベルリンのどこかから話しています）”

１９４３年、スバース・チャンドラ・ボース（Subhas Chandra Bose）が亡命中のベルリンで演説を行った。
後に、全インドラジオ（All India Radio．．．ＡＩＲ）が録音内容を日本のＮＨＫから入手し、貴重な音源として保存した。

現在、ＡＩＲの地下では３０名のメンバーが、ボース氏の最古のスピーチを後世に残すべく日夜作業に励む。

２００１年にＡＩＲで始まったこのプロジェクトは、歴史的なスピーチや値のつけようのない音楽の録音をＣＤに焼きなおす作業である。
磁気コーティングがところどころ剥がれ始め、ほこりも付着した古いアナログテープからＣＤに録音し直すことにより、さらに１００年は保たれるだろうと言われている。

数ヵ月後に全ての過程が終了すれば、ＡＩＲは世界でも唯一、オーディオ・アーカイブスを全デジタル化保有することになる。

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長い時を経て、また耳にする貴重な音源は、聞く人々の人生も変えるほどの力を持つかもしれません。