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ビルゲイツ氏、「マイクロソフトはインドの仲間」
2005.10.14(金) TIMES NEWS NETWORK

バンガロール:
IT大臣のダヤニディ・マラン(Dayanidhi Maran)氏によれば、マイクロソフト(Microsoft)会長のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は試験的な教育プログラムを実行するため、インドの8つの州にまたがる100のスクールへ、5000台ものパーソナルコンピュータを供給するという。

マイクロソフトの新しい研究施設のオープンに際し7日、バンガロールを訪れたマラン氏はさらに、ビル・ゲイツ氏はマラン氏との先日の会合において、インドにおけるe ガバナンス(e政府)プロジェクトへ1億ルピーの寄付を申し出た、と付け加えた。
「ビジネスやそれ以外にも、近年インドとビル・ゲイツ氏とは考えを共有することが多い。」

同都市が所属するカルナーカタ州で、同教育プログラムにより政府系学校に通う生徒ら40万人あまりと先生2万人が恩恵を受けることになる。
バンガロール、グルバルガ(Gulbarga)、フバリ(Hubali)の3箇所にマイクロソフトIT専門学校(Microsoft IT academies)が拠点を置き、学校教師に対してコンピュータ研修を提供する。
また多くの学校へも、十分な台数のコンピュータ支給される。
「このプログラムにより、単純な解剖学講義でさえ、昔ながらのチョークや背景アプローチで教えるやり方から、もっとインタラクティブでダイレクトに学ぶことができるだろう。」マラン氏。

またe ガバナンスについてマラン氏は、「在外インド人から成るベストチームがこのプロジェクトをサポートする予定で、内閣の承認文書はまもなく下りるだろう。またMS Windowsは2006年1月までに8つのインドの言語で利用されるだろう。マイクロソフトも来年1月までにインドの8言語に対応するMS Windowsを発売する予定だ」と期待している。

新しい研究施設、マイクロソフト・リサーチ・インディア(Microsoft Research India:MSR)は直接 レッドモンド、 北京にある同社ラボとリンクする。
「Scientia(サイエンティア)」(ラテン語で「知識」の意)と名づけられた20,000平方フィートの同施設には、およそ100名を超える人員の収容が可能となり、多言語システム、デジタルジオグラフィクス、ハードウェア及びコミュニケーション、新興市場へのテクノロジー供給、正確なソフトウェアエンジニアリングを含む5分野のリサーチに焦点を当てている
同ラボでは、政府系IT教育機関C-DAC(Centre for development of advanced computing)を含む13のインド国内大学と提携している、MSR 代表取締役アナンダン(P. Anandan)氏は説明する。

マイクロソフト最高技術責任者で副社長のクレイグ・ムンディ(Craig Mundie)氏は「MSRは将来の技術発展のために、当社の計画の中でも不可欠なものである。インドには、ワールドクラスの才能が多数眠っていると信じている。」と語っている。

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今日の記事は、プネでITを学んでいるNさんに翻訳のお手伝いをして頂きました。マイクロソフトのHindi OSも、楽しみですね。

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