ガンディーの孫がパレスチナで運動
2004.8.13(金) The Rediff.com
インド独立運動の英雄、マハトマ・ガンディー氏の孫で、アメリカ合衆国の非暴力団体M・K・ガンディー基金代表のアルン・ガンディー(Arun Gandhi)氏が、イスラエル軍の占拠に対抗し、非武装によるパレスチナ運動のための集会ラリーを、8月26日ラマッラー、アブ・ディス、ベツレヘム3ヶ所で開催する。
このキャンペーンはラマッラーのパレスチナ社会・政治運動家のグループにより主催され、NGO団体などとも協賛している。
パレスチナ西岸に不当に築かれたバリアを巡り、国際司法裁判所の有罪判決を促したい。
「非暴力だけがこの問題を解決できるということを訴えたい。祖父(マハトマ・ガンディー)の非暴力の哲学は55年前、報復による正義で得られるものは何もないということを証明した。」
ガンディー氏は語った。
まだごく少年だった頃、南アフリカのアパルトヘイト政策とその屈辱についての、耐えない報復を見て思うことが多かった。
「わたしは人々に非暴力の基本である、誤解をなくし、よりよい人間関係を築く努力をすることを訴えることに人生をかけてきた。愛、理解、自尊心が人間関係の基本でなければならない。(暴力を止めることのできる)知恵、状況を変えることのできる力が鍵だ。パレスチナ人たちには、それがあると信じている。」
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南アフリカで始まったマハトマ・ガンディーの非暴力・不服従運動が、イスラエルでも花を咲かせようとしています。
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