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タミル語に恋したロシア人
2004.2.13 Yahoo! News

ロシア(旧ソビエト)の退役軍人Alexander Dubiansky氏がモスクワ大学在学時代で初めてタミル語に出会ったのは40年前、東洋言語学校に通い始めた時。

当時彼の先生は、モスクワラジオでよく名の知れたタミル人Poornam SomasudaramとMani Varmaの生徒だった。
ヒンディ、サンスクリット、パリ、マラヤラム語も学んだが、タミルへの初恋は変わらなかった。

大学ではサンガム文学に惹かれた。
論文「タミル・ナドゥにおける神話と儀式を背景にした韻文」で博士号を取得。

それ以降、タミル語は彼のイマジネーションをとりこにし続けたという。
現在モスクワ大学で4人の学生にタミル語を教えている。

しかし現在のロシアとインドとの文化交流がソビエト時代に比べると薄れてきていることを嘆く。
1960年代モスクワにはタミル語のラジオ局とタミル語の雑誌「Soviet Nadu」が出版されていたが、現在はなくなってしまったという。

一方タミル・ナドゥでロシア人を見かけるように、タミル語を学ぶ学生はロシアに存在することは確かなようだ。

 


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