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学生たちが滅びゆく古代の寺院保存へ
2004.5.10(月) The Hindustan Times
エディンバーグ大学の技術者チームが、危機にさらされているインドの古代寺院の保存活動に参加している。
3人の技術系学生を含む研究チームが、1000年の歴史を持ち、すばらしい仏教芸術作品を保有する、
スムトセク(Sumtsek)
寺院を調査するためにラダックへ飛んだ。
木造の寺院にある壁画や偶像は、その時代のカシミール芸術のもっとも顕著であり貴重な例とされている。
傷つきやすいこの3階建て建築は、気候の変化や、近くにあるインダス河岸に建設が予定されている高さ57メートルにおよぶ水力発電用ダムの影響が心配されている。
参加する学生たちは電気技術工学系大学博士課程最終年を迎え、インド遺跡機構インタク(Intach)と協力し、長年の風雪に耐えてきた寺院を守るため今年の3月にインドへやってきた。
彼らの研究はインタクに受け継がれる。
チームリーダーで化学エンジニアリングのシニア講師である
コリン・プリッチャード(Colin Pritchard)
博士は、ラダックの人々のフレンドリーさに強い印象を受けたという。
「インタクはこの地方の人々のため、耐震構造建築のための資金提供を予定しています。」
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インド大昔の建築物に魅せられ、それを守ろうとしている海外の人々は多いです。
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