
photo
from BBC
|
ムシャラフさんをマッチにご招待
2004.3.10(木) BBC NEWS
ムシャラフ氏は「招待状なしにどこへも訪れはしない」。
現在インドで行われているクリケットシリーズ観戦のため、インド政府はパキスタンの大統領ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)氏を招待した。
パキスタンの諜報大臣シャイク・ラシド・アフマド氏がBBCのインタビューに、ムシャラフ大統領はインド側の招待に応える意向を表明した。 |
アフマド氏によれば、ムシャラフ大統領のマッチ観戦日時と場所については、後日決定される。
パキスタンチームがインドを訪れるのは、今回6年振り。
本日10日午後、インド首相マンモーハン・スィン氏がムシャラフ大統領訪問の知らせを受けた。
「ムシャラフ大統領とそのご家族が、インドでのご滞在を楽しんでいかれることを望む。思うことに、クリケットとボリウッド映画ほど、(インド)亜大陸の各国民を一つにするものはないだろう」とスィン首相は下院でのスピーチでこのようにコメントした。
テストマッチはパンジャーブ州のモハリ(Mohali)という都市で既に開始し、多くのパキスタン人が特別なビザを支給され観戦しにやってきている。
無類のクリケット好きとして知られるムシャラフ大統領は、しかし「招待があればのみ」クリケット観戦に訪れることを楽しみにしていると先週発表した。
ムシャラフ氏のこの発言は、印パの関係が緊張していた1987年、ジャイプルで行われたクリケット試合観戦の際に前パキスタン総統が始めに口にした。
以来「クリケット外交」へのヒントとして、人々の心に残ってきた。
同大統領は昨年、パキスタン北部の都市ラワールピンディで開催されたパキスタン対インドのマッチの際も、観戦のため訪れた。
スポーツの交流は、2003年4月に前首相アタル・ビハリ・バジパイ氏よりアプローチが開始された。
昨年のパキスタンでのマッチは、この努力に非常に大きな成功を収めた。
今回のツアーは、テストマッチ3回にワンデーゲーム6試合が予定されている。
*********************
「クリケット外交」が、もっともっと両国民の心を近づけていって欲しいです。
|