「ターバン禁止」デリーで決着か
2004.2.10 The Times Of India
12日にフランスの外務大臣がデリーを訪れ、同国内の公立学校でのターバン着用禁止について相互の公式な話し合いが持たれる。
しかしフランスの国会では「教育宗教分離」法として、「生徒が明らかに所属する宗教を示す服装」をして公立学校に登校することを禁止することが10日にほぼ決まる見通しで、フランス国内の6000余りあるとされるシク教コミュニティに大きな波紋を呼びそうだ。
この法律が施行されれば、今年の9月から、シク教徒の男子生徒はターバン、イスラム教徒の女子生徒はスカーフの着用をして登校することができなくなる。
ちなみにヒンドゥ教徒の生徒が「クムクム(額の印)」を着けて登校できる可能性有無については、現在何も話されていない。
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