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光の祭り、ディワリ
2004.11.9(火)
今年のディワリ祭りは10日から14日まで、インド国内はもちろん海外在住のインド人コミュニティの間で祝われる。
ディワリ
ディーパヴァリとも呼ぶ。
意味はサンスクリット語で、「光の列」。
インド国内中で一般的なのは、素焼きの小さなポットにオイル(調理用)を少しずつ入れ、芯を浸しそこに火を灯し、家々の門頭に列にして置く。
門の形に添ってまさにライトアップされたような感じで、しかも電飾と違う温か味がある。
またどんなものであれ、光の祭りディワリは、5日間行われる祭りの重要な意味を理解すること、すなわち光を知識と位置づけて灯すことであり、日常生活においてもそれをいつも心に留め置こうとするものだ。
歴史上のディワリ
ディワリの歴史は、ヒンドゥ経典中の伝説、特にプラーナ(Purana)に多く登場する。
その内容は大体、正義が悪に勝ったことを記念する、といったものが一般的。
ディワリの5日間
第一日目をダンヴァンタリ・トリオダスィ(Dhanvantari Triodasi)、またはダン・テラス(Dhan Theras)と呼ぶ。
第二日目はナラク・チャトゥルダスィ(Narak Chaturdasi)、ディワリ前夜で、満月後14日目(ティティ...Thithi)にあたる。この日に、クリシュナ神が悪魔(ナラカスール)を退治し、この世を救ったとされている。
第三日目が正式なディワリの日。富の女神ラクシュミーに祈りが捧げられる。
第四日目は、ゴヴァールダン・プージャ(Goverdhan Pooja...祈り)が行われる。
第5日目、兄弟・姉妹の祭りブラートリ・ドゥージ(Bharatri Dooj)の日である。
花火の伝統
その騒々しい音と色、そして光の爆発、花火はディワリを祝う上でなくてはならないものである。
夜空を彩るとりどりの花火はディワリのハイライト、特に都市ではこの傾向が強い。
近年、煤や灰などで空気が汚れるとの指摘から、各団地で共同で花火を上げることが一般的になってきている。
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楽しいディワリ祭りですが、わたしはどうしてもこの花火のすさまじい爆音が苦手で、犬と一緒に逃げ回っています。
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