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デリーの新しい地下鉄に喜びの初乗り
2005.7.9(土) Mail & Guardian Online

日曜日だった3日、デリーにメトロの新しい路線が開通し、数万人の人々が真新しいエスカレーターとハイテク地下鉄の初乗りを楽しんだ。
この路線は、国の繁栄を支えるビジネスエリアへの交通の要となりそうだ。

オールドデリーのバザールと、中央政府官公庁街とをつなぐ6.3kmの「イエローライン」が正式に開通したのは2日。

新しい線はニューデリーの混沌としたビジネス街から、ニューデリー及びデリーメイン駅の先端スポット等を結ぶ。

インドと日本の合弁事業として知られる最先端のモダンメトロに初乗りしに来た乗客たちの装いは、揃ってドレスアップ。

ロンドンの地下鉄よろしく、オープンスペースの車両、ベンチスタイルのシート、各車窓には「詰めてお掛け下さい」との警告。
通勤客は、ここがインドの首都であることをしばし忘れ、異国の空気を感じることだろう。

しかしながら、ヒンディ語と英語による「次の駅」アナウンスメント、車両内部に取り付けられた電光掲示板に表示される「Patel Chowk」、「Chawri Bazaar」、「Rajiv Chowk」などのフラッシュは、疑いなくここはデリーであることを思い出させる。

「ロンドンのアンダーグラウンドやパリのメトロを利用したことがあるが、こっちの方がずっといいよ」との意見を持つ人すらいる。
「(これだけかっこいいメトロが走れば)道路の混雑がかなり緩和されるんじゃないかな」

公団当局は、新しい路線では毎日7万人の乗客を見込んでおり、1日1,000台のバス運行を削減し、プライベート乗用車の利用も抑えることが期待されている。
ちなみに2003年12月に開通した既存線「レッドライン」には、デリー東部への通勤・通学客毎日13万人の利用者がある。

超モダンな駅にはギフトショップやレストランなどもオープンし、地下鉄利用以外の楽しみも人々に提供している。

加えて、市内ごく少数のモールに限ってお目見えしていたエスカレータにも、馴染みのない人々はこわごわ試乗、それを見てくすくす笑う人々、座って乗ったり走り回ってはしゃぐ人々と、ほほえましい光景が展開した。


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乗ってみたいなぁ。

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