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女性ライダーたち華ざかり
2004.5.8() The Times of India

プネに住む女性たち、お出かけは単車、スクーティ(Scooty)かモーペッド(Moped)がお決まりだった。
運転は簡単だし、ギアの操作も難なく、ブレーキは手で操作できてかよわい女性でも苦労なし。

しかしそういった「常識」に変化は訪れている。
女性たちは重いバイクに乗り換え始めている。
プネの道路に目を向けてみると、そこは男性だけの世界ではなくなり、若い女性ライダーたちの姿はいたって当たり前に目にするようになってきた。

ニロウフェル・イラニさん22歳は150ccのCBZ歴かれこれ4年。
「クラス12に進学した時のプレゼントとしてもらったもの。乗り始めの半年間は周囲の視線を意識したけれど、今は慣れ、お構いなしになりました。」
母親も娘のバイクライドに関しては非常に誇りに思っている。
「もっとも思い出深いのは、ニロウフェルがわたしの故郷へハイウェイを飛ばして連れて行ってくれたこと。その時この子はわずか19歳だったわ。」

同じく22歳のプージャ・ラムナニさんもライダーの一人。
100ccのスプレンダー歴3年だ。
「職場の上司をライディングに連れて行くのが楽しい。事故にあったことなんてありません。」

180ccのパルサーを所有している、学生のロチェッレ・ロドリックスさんは、スピードに快感を求める。
「夜間にメインストリートを快走するのが大好き。世界はわたしのもの、何でもできるっていう気分になれるから。」
また、人々の反応について彼女は、
「スクーティじゃなくてバイクに乗るから、みんなわたしのことをドンと呼びます。男性たちとのバイクレースで勝ったこともあるし。否定的な意見には耳を貸さず、ポジティブな意見だけを聞いてます。」
と、さわやかに語った。

キティ・パンディットさんにとって、モーターサイクルは欠かせない乗り物だ。
「一度友人の家へ急がなくてはならないときがあって、そういう時に限ってリクシャーも捕まえられなかったし、家に誰もいませんでした。兄のバイクを見たとき、これしかないと思ってしまったんです。初めて一人で運転したから始めは怖かったけどすぐに慣れて、自信もつきました。今では兄の使わないときはこのバイクはわたしのもの。」

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かっこよくバイクを乗りこなす女性たち、憧れます。


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