映画産業デジタルに熱い注目
2004.2.9 The Times Of India
35mmフィルムに取って代わり、国内の90シアターでデジタル映像を使った映画投影の準備を進めている。
デジタル映像上映を決めた指定映画館では、映像をコンピュータファイルとしてダウンロードし大容量ディスクに保存、デジタルプロジェクターを通してスクリーンに投影する。
従来のフィルム映画一回の上映につき7万ルピーかかるところが、このシステムを採用すると6千ルピーと10分の1以下となる。
国内には約1万2千映画館があり、このシステムは主に中小都市のB、Cクラスの映画館をターゲットにしている。
「世界中どこにも見当たらない」デジタル映画館が普及すれば、最新映画の上映を地方都市で15週も待たなくてはならない、なんてこともなくなるだろう。
ちなみにデジタルシステムにアップグレードするための新しいプロジェクション設備設置にかかる費用は150万ルピー、フィルムプロジェクション70万ルピーに比べると2倍以上かかるとされている。
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