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アーユルヴェティック保養地インド
2004.2.7 The Times Of India

これまでの観光のうたい文句、文化、スピリチュアル、遺産の国インドは最近もうひとつの顔、ナチュラルヘルスの国として世界中の人々を惹きつけている。

世界中でライフスタイルが菜食オルタネイティヴ・ヒーリング(現在医療に代わる自然の治療)、ヨガなどヘルシーな生活にシフトしてきており、その全てを満たすことのできるインドが、旅行者たちの注目を集めている。

旅行・観光業界関係者は、このトレンドを見逃さない。
インドを訪れた外国人旅行者数は2002年に約220万人2003年には約260万人と20%アップしている。

特に、昔からアーユルヴェティック・マッサージやトリートメントに特徴があり、「神の国」と呼ばれるケララ州が、今や外国人旅行者の間でポピュラーな目的地となっている。
2003−2004年の観光収入は7千420万ルピーと予測される。

この流れを受けインドの他の地域でも、アーユルヴェーダ・トリートメントを施すスパやヘルスセンターが掘り起こされている。
インド北部ヒマラヤのふもとの町リシケーシュにあるヘルスセンターAnandaは、外国の旅行雑誌「Conde Nast Traveller」によって2003年初の海外ベストスパと認定された。

バンガロールのアーユルヴェティック・センターでオイルマッサージ、菜食メニュー、ハーブサプリ飲料、ヒーリングのカンナダ音楽を楽しむ46歳の女性は、ドイツからやってきた。
「まるで生まれ変わってよう」と、満足げだ。

アメリカの医療ジャーナル団体JAMA(The Journal of the American Medican Assosiation)により1998年に発表されたまとめによると、アメリカ人の47%は治療費が上がりつづける現代医療に代わって、特に慢性的な症状にたいし効果のあるオルタネイティヴ治療を選択している。


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