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糖尿病患者に植物から摂れた新薬
2004.1.7 Rediff.com

ウェストベンガル州で発見されたある植物が、インド人科学者たちによる研究により糖尿病治療に効果的であることがわかった。

開発された薬「ICB201」は、発見された地域Purulia Hillsの人々が糖尿病にまつわる諸症状を緩和するために使っていた植物から採取した成分を取り入れた。

4年前に発見されたこの植物、開発者により名前は秘密にされている。

従来効果的な治療薬がないとされていたタイプUの糖尿病にも効くことがわかっており、ICB201により、血液中の脂肪酸レベルを下げる効果がある。

本来糖尿病には血中の糖分が重視されていたが、やせている人でも糖尿病になる危険性がある血中脂肪酸レベルのコントロールができるようになることで、ほとんどの糖尿病に対して画期的な治療薬となることが期待されている。

タイプTの糖尿病はインシュリンと相関関係があるが、タイプUの場合、インシュリンとの相関関係はなく、にも関わらず血中の糖分を下げるためにインシュリンの投与が行われていることは、実際は危険な場合があるという。

マウスを使った実験で、その確かな効果が実証され、すでに学会に論文が提出されており、2、3ヶ月後には実際に使われることになるだろう。


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