NYでアフリカン・インド人によるコンサート
2004.10.6(水)
The Times Of India
今月1日ニューヨークで、世界音楽基金(WMI)主催、グジャラート州のスィディ民族
の音楽とダンスの祭りが開催された。
スィディとは、800年前に東アフリカからアラビア海を経てグジャラートに移民してき
た人々のことである。
コンサートはスィディ・サフィ(Sidi
Sufis)と呼ばれ、アフリカの聖者ゴリ・ピールが
始めたイスラム教神秘音楽と踊りを紹介する目的で、12人で構成されるスィディ・ゴマ
(Sidi Goma)アンサンブルにより行われた。
このアンサンブルは2002年のヨーロッパで多くの聴衆を魅了、また2003年には歴
史的な回帰としてアフリカにもデビューした。
スィディ・ゴマは4人のリード・ミュージシャン(ドラマーとシンガー)、8人のダン
サーにより構成されている。
コンサート全体の流れは、イスラム教の祈りの時刻を知らせるムエッズィンから実際の祈
りの体現まで、スィディたちの宗教的儀式をもとにしているもので興味深い。
ズィカル(Zikr、伝言)は、聖者ゴリ・ピールを称える踊りで表現される。
プログラムは友好と人権のイベント、ダニエル・パール音楽デーの、WMI企画イスラム
文化世界コンサートシリーズの一環と同時に、2002年パキスタン過激派により殺害さ
れたウォールストリート・ジャーナリストを追悼する目的も合わせて開催されている。
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聞いたことはありましたがよく知らなかった民族スィディに対する興味がそそられます。
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