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先端ハイテク人工衛星発射
2005.5.6(金) Reuters, India
BANGALORE:
5日、インドの宇宙機関は、地図作成用人工衛星を打ち上げた。
国営放送ドゥールダルシャン(Doordarshan)によるとこの衛星は、家々の形はもちろん、道を歩く人々まで、国内ありとあらゆる場所がくっきりと明らかにする。
インドの先端技術を結集したCARTOSAT-1と名づけられたこの衛星は、商業用途のほか、宇宙技術を村落や都市開発に利用される。
同国営放送によれば1.5トンの衛星を搭載したロケットは5日午前10時14分に、チェンナイから100km北にある村シュリハリコタ(Sriharikota)より打ち上げられた。
極軌道衛星打上げ機(Polar Satellite Launch Vehicle:PSLV)と呼ばれる発射ロケットは、2007年から2008年ごろに、インド初の月へのミッションへの使用も予定されている。
CARTOSAT-1は、PSLV史上最高値となる、地球より618kmの軌道に到達する。
インド宇宙研究機構(Indian Space Research Organisation:ISRO)によれば衛星には地形を「立体的に」撮影できる2台のカメラが搭載され、最小2.5メートルの範囲で画像をとらえることができる。
1998年に10基の地球観測衛星と、数基の放送用衛星を打ち上げたインドは今回、CARTOSAT-1を都市及び農村部の土地、水資源管理、救援活動、環境調査などに活かしていきたいと考えている。
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インドが世界に誇る先端産業の一つ、ロケットニュース続きです。
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