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インドの瞳がパキスタンの子供に光を
2004.1.6 The Times Of India

パキスタンからチェンナイのDr. Agarwal's Eye Hospitalへやってきた、生後15ヶ月のMohammed Talha Sehzadちゃんがこの世界を見ることができるようになって、15日が経った。
今ではテレビの前に座ってアニメを観ることもできるし、目に映る全てのものが興味深くてしょうがない。

9日には初めて見ることができる祖父母、おじおばが待ちわびるパキスタン・ラワールピンディへ、両親と共に帰国する。

生まれた時から盲目だったTelhaちゃんの両目の移植手術は昨年12月23日に4時間にわたって行われ、前日にチェンナイで亡くなった60歳の女性の目が無事移植された。

クリスマス・イヴの朝に包帯が外された瞬間、光で満たされた世界を見たTelhaちゃんはしばらく言葉を失っていたそう。

両国の緊張関係がとりざたされるインド−パキスタンだが、民間のレベルでは、両国の平和と友好を願う人々の温かな交流が存在する。
手術の成功を心から願っていたチェンナイ市民はもちろん、手術費用とその後の定期検診費用は、病院が負担することになっている。


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