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タタは英国にて自動車設計を計画 
2005.12.4(日) Rediff.com

イタリアのフィアット(Fiat)社との大規模提携を控え、タタ・モータース(Tata Motors)は自動車開発のための技術センターを英国に設立することを計画している。

開発関係の情報筋は、乗用車の研究開発、設計およびソフトウェア開発を含む今回のプロジェクトに、タタ・グループ各社もタタ・モータースに参加することになるだろうと明かした。

取材に対し、タタ・モータースのスポークスマンは次のように語った。
「今回テクニカルセンターを英国に設置することにより、自動車開発とそのエンジニアリングをサポートする専門家の注目をヨーロッパ中から集めることを期待している。

同センターに投入される資金の額については、現在のところ明言を避けている。

タタグループ関係他社が今回のプロジェクトに参加する可能性についてスポークスマンは、
「時間の流れや要望に応じ、タタ・テクノロジーズやタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)といった企業が参画する可能性も十分あり得る」とコメントしている。

開発関係の情報筋は、TCSは少なくとも700名をこのプロジェクトのために雇用するとし、これはインド自動車企業でも他に例を見ない。

同産業に詳しい専門家によれば、同社は従来の階層的モデルから脱し、連携型自動車メーカーとして成功することを目標としている、と評する。

さらに、次のような分析も付け加わる。
「タタ・モータースは新製品開発のマネージメント施策を採用するが、その全てについて自社開発をするつもりはないだろう。英国で計画されている技術センターについても、同社の提携型アプローチの一実例となることだろう」

この提携型アプローチは同社に柔軟な実績をもたらしはじめ、世界唯一のミニトラック、0.75トンのエース(Ace)のうち80%がアウトソースされた。
ちなみにこのトラックはインド国内5つの州のみで走り、すでに3万5000台売れた。

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逆アウトソースということでしょうか。今後の流れが気になるところです。

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