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低所得層が最もヘビースモーカー
2004.4.5(月) Medical News TODAY
1998‐99年の国立家族健康統計表により、インドでのタバコ消費パターンと分布が明らかになった。
それによると、南アジア地域の貧困層では、食べ物よりもタバコ消費量が高く、インドでの研究統計結果は、低所得層は喫煙、噛みタバコが他の層よりも高い確率で習慣になっていることを示した。
この統計は、98‐99年に、インド26州の大人30万人を対象に調査されたもの。
年齢、性別、学歴、カースト、生活レベルなどの要因が考慮されている。
男性は女性よりもタバコ消費傾向が強く、学歴、生活レベル、カーストが上昇するにつれ、喫煙・噛みタバコを習慣にしている人の率は下降する。
また、田舎や過疎地域のほうが大都市よりもタバコ消費率が上昇し、さらに州の違いにより最も大きく特徴が出る。
識者によれば、現代インドの社会的、経済的格差がタバコ消費量高低を左右する一因となっていることが、よく表れているという。
人々のタバコ消費への関心は社会的、経済的、地理的要因によって違いが生まれることがわかった。
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噛みタバコもかなり一般的で、これは煙で周囲に迷惑をかけない分、少しはマシだと思っていました。
農村のおじいさんが巻きタバコをふかしている姿は、なかなか風情があっていいですが、やはり健康に悪いので、タバコを消費するよりは食べ物を消費した方がいいでしょう。
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