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クリケットがもたらす国境を超えたラブストーリー
2005.4.4(月) BBC
News
ますます良好になってきたインドとパキスタンの国交を象徴するような、あるパキスタン人クリケット選手とインド人女性のラブストーリーが、世間を騒がせている。
来週練習試合でハイダラバードを訪れる予定のパキスタンチームの中でも、ある選手だけは一種特別な気持ちを抱いているに違いない。
その選手とは、投手のショアイブ・マリク(Shoaib
Malik)。
今回の訪印では「義理の家族」に会うことになるだろう。
ショアイブ選手の妻は、アイェーシャさん、ハイダラバード出身のサウジアラビア育ち。
ジェッダ(Jeddah)市の学校で勤務する側ら、MBAの取得を目指している。
しかし、実はこの二人、2年前に電話でニカー(Nikah)と呼ばれる婚姻を交わしたが、まだ正式に結婚しているわけではない。
アイェーシャさんがBBCに語ったところによれば、2人は2000年にショアイブ選手がドゥバイへ遠征に来た際、泊まっていたホテルのレストランに家族で食事に来ていたアイェーシャさんが、車のキーを忘れて取りに戻り、そこで偶然に知り合った。
若い男性がそのキーを届けた、それがまさにショアイブ選手だったという、ロマンチックな出会いである。
これをきっかけとして、電話での交流が始まり、2002年5月に、ニカー(イスラム法シャリアーによる婚姻許諾)を交わすこととなった。
実はこのニカーは、お互いの両親に秘密で行われ、当初非常に驚いたという家族も、現在は2人の正式な結婚の儀式を、今かと待っている。
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なんだか現代的な、パキスタン−インドカップルの誕生です。
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